「夢よ、ひらけ。」を合言葉に、東京ディズニーリゾート25周年アニバーサリーまで、あと139日!!
さて、昨日の続きとなります(^^)
東京ディズニーシーのシンボルは、この地球「アクアスフィア」です。
これ以降、多少現実的な内容を伴いますが、夢の壊れるようなことは書いてありませんので、ご安心ください(--)
もともと東京ディズニーシーのシンボルは、当初ディズニー社の提案で、ライトハウス(灯台)がシンボルにふさわしいという案がありました。ちなみに、「プロメテウス火山」ふもとの要塞がある場所に造る予定でした。アメリカ人にとって灯台は、冒険の守り神であり、祖国に戻ってきたときのシンボルだからです。「冒険とイマジネーションの海」東京ディズニーシーにふさわしいシンボルだと思ったのでしょう。
しかし、オリエンタルランドは反対しました。日本人にとって、灯台は、温かな祖国を離れていく寂しさを感じさせるイメージがあり、子供やファミリーを引き寄せるシンボルが、少しでも寂しさを与えるものではあってはならないと考えました。
特に、この「シンボル」に関して、元オリエンタルランド社長・高橋政知は非常なこだわりを持っていました。ちなみに、この高橋さんは、カテゴリー「こうして「東京ディズニーシー」は誕生した」を読んでいただければ詳しく分かりますが、東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーの生みの親です。この方がいなければ、今の東京ディズニーリゾートは存在していません。
高橋さんは、東京ディズニーシーの「シンボル」は、東京ディズニーランドのシンボル「シンデレラ城」に見劣りしない21世紀を感じさせるメッセージ性のあるものを創(つく)ろうと考えていました。
以前、フロリダにあるディズニーの「エプコット」にある直径50mほどの巨大なゴルフボールを見たことに強い印象を受けて、これぐらいのシンボルが欲しいと主張しました。
21世紀の幕開けにオープンするパークを象徴するもの・・・・・
ダイナミックかつ温かいイメージのシンボル・・・・・・
当時、向井千秋さんが日本女性初の宇宙飛行士として注目されていました。高橋さんは、彼女が送ってきた地球に関するレポートをなにかの記事で読み、そのイメージをシンボルに活かせないか?と考えていました。
「夜は光が宝石箱のように輝いている。雷もダイナミックで美しい。暗黒の宇宙に美しく青い地球が浮かぶ姿は清清(すがすが)しさを感じさせ、壮大な気持ちになる。」
(向井千秋さんのレポートより抜粋)
このレポートから、生命体としての「地球」と、その前に立って自分の内なる愛に気づかされたような感動が感じられる、新しく、そしてかけがえのない存在「地球」。映画「十戒」で海がふたつに割れるシーンのように水が吹き上がり、地球を持ち上げているようなイメージを高橋さんは、「シンボル」にふさわしいのではないかと提案しました。
ディズニー社との議論の末、東京ディズニーシーの「シンボル」は、高橋さんの案となる水の惑星地球を表現した「アクアスフィア」となったのです。しかし、当初高橋さんが言っていた直径50mの大きさはさすがに無理があったため、直径8m高さ10mで収まりました。
つまり、この「アクアスフィア」には、自然との調和と生命の賛歌というメッセージが込められているのです。
(「海を超える想像力」「東京ディズニーシー物語」より、一部抜粋および参照)
ん~・・・・なんとなく、分かっていただけましたか(^^”)?これ以降は、僕の考えです。簡単に言えば、こういうことだと思うんです。
この「アクアスフィア」には、必ずゲストは2度通ることとなります。入園のときと退園するとき。入園するときは、ほとんどのゲストは「あ、でっかい地球がある(・・)」程度の薄い感動で、そんなことより、「アクアスフィア」周辺に登場してきたディズニーキャラクターのグリーティングに夢中になったり、ニューアトラクション「タワー・オブ・テラー」に乗りたい気持ちで、見向きもせずホテル・ミラコスタの真下のミラコスタ通りをくぐって、「冒険とイマジネーションの海」へ向ったりですよね(^^”)
そして、一日、東京ディズニーシーで楽しいひと時を過ごした後、ふたたびミラコスタ通りをくぐって、現実の日常へ戻っていきます。ちょっと分かれ惜しい気分なんですよね(^^”)ちょっと寂しいような気分・・・
ふと、目の前に温かく出迎えてくれるのが、水の惑星「アクアスフィア」です。
暗黒の宇宙の中に、ポツンと光り輝く青い惑星「地球」。まさに、この場所は、それを表現しています。街灯も、星型になっているのは、そのためです。
東京ディズニーシーのすごいところは、地球のさまざまな場所を旅できるところです。ヨーロッパの美しい街並みや、アメリカの古きよき町並み、アラブのアラビアンナイトの世界、地球の鼓動を感じさせる火山帯やジャングルなど・・・・1日過ごしたあと、この「アクアスフィア」は入園のときに見た印象とは、まったく違った印象を受けるはずです。
「地球って、綺麗だなぁ~」
そう、思っていただければ十分です(^^)それこそが、高橋さんの伝えたいメッセージ性だと思います。1日世界のさまざまな場所(7つのテーマポート)を旅した体験が、「これからも、この美しい惑星「地球」を大事にしていこう!」「この美しい水の惑星「地球」に生まれてきてよかった!」と、より強く思わせてくれるのではないでしょうか?
最後に、この「アクアスフィア」を考えた高橋さんは東京ディズニーシーの完成を見ずしてこの世を去られました。なので、東京ディズニーリゾート25周年アニバーサリーを迎える前に、シンボルは「アクアスフィア」だってことを覚えておいてください(^^”)そうじゃないと、この世を去った高橋さんに申し訳ないです・・・なので、気合入れて記事書いてしまいました(笑)
長いお話となってしまいましたね(^^”)ここまで読んでいただきありがとうございました(--)
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