「タワーオブテラー」グランドオープンまで、あと69日!!
「アンコール!」あと7日で終了(ToT)
今日で、このテーマ「こうして「東京ディズニーシー」は誕生した」は最終回です。最初から読んでいただいた方、本当にありがとうございました(‐‐)では、ラストをどうぞ。
これ以降から、著書「海を超える想像力-東京ディズニーリゾート誕生の物語-」を参考にしてお話します。この本はビジネス本なので、経営学にも触れられていますが、ここではできるだけ触れずに、みなさんに知ってもらいたいことだけ抽出して書いていきます!あと、僕の感想も少々入れます。
ただし、多少現実的な話(会社・金額など)もあるかと思います。以上を承知の上でお読みください~(^^)
2001年9月4日「東京ディズニーシー」のオープニングセレモニーを終え、加賀見社長は一人、車である場所へ向かいました。
そこは、多磨霊園。
さきほどまでの、にぎわいが嘘のように静寂が広がっていました。まだ、蝉時雨が鳴いていましたが、秋の気配が漂っていました。
もう高橋さんはこの世にいません。奇しくも今日、9月4日は高橋さんの誕生日でもありました。しかし、それで9月4日に合わせたわけではなく、偶然の導きで9月4日になったそうです。加賀見社長は、高橋さんと「東京ディズニーシー」の深い縁を感じていました。
そもそも、「東京ディズニーランド」も、「東京ディズニーシー」も、高橋さんの執念によって成し得たのです。
ふと、加賀見社長の脳裏に高橋さんの懐かしい思い出が蘇ってきました。
それは、「東京ディズニーランド」ができたばかりの、1983年9月4日のこと。当時は閉園が18時でした。そのあとに、高橋夫妻を祝うパーティーを開いたのです。
園内にて、豪華な料理とダンサーによるショー。お祝いスピーチなど。さらに、夫妻だけでアメリカ河を一周してもらいました。夫人の豪邸を漁民のために売り払ったことの罪滅ぼしともなる最高のプレゼントでした。
生前、高橋さんはこう言っていました。
「ここに新たな何かを創るときは、海を越えるような想像力をもって臨め」
その言葉によって、ゲストの想像をはるかに超えた、まったく新しいテーマパーク「東京ディズニーシー」を生み出すことができたのです。
そして・・・・・・
私は高橋さんの墓に向かい、用意してきた花を手向けて静かに手を合わせた。
「高橋さん、あなたの長年のご努力が実って、本日東京ディズニーシーは無事グランドオープンを迎えることができました。大勢のゲストが今日を心待ちにし、期待に満ち溢れた表情で来て下さいました。これから正念場を迎えますが、どうぞ私たちの今後を見守っていてください・・・・」
興奮の東京ディズニーシーから車を飛ばしてきた私の心に、多磨霊園の静寂がしみた。
(著書「海を越える想像力-東京ディズニーリゾート誕生物語-」p17-18から抜粋)
最後は、僕が一番感動した文章を抜粋させていただきました。
にしても僕の感想は、悔しい(ToT)ただ悔しいだけです!!あれだけの苦労をしてきたのに、最後に完成した「東京ディズニーシー」を見ずして亡くなってしまうなんて悔しすぎますよ!!そもそも、高橋さんは、たくさんのゲスト、キャスト、ディズニーの仲間たちなど、多くの人々に囲まれて祝福されるべき人なのに・・・・何でこんな誰もいないさびしいところに眠っているのでしょうか?加賀見社長は、こうも言っていました。「車椅子に乗ってでもいいから、なんとか高橋さんにオープン宣言をしてもらいたかった」と。僕もそう思います!高橋さんがいなかったらシーなんて存在していなかったのですから!
それに高橋さんの陰の努力で、生み出された「東京ディズニーランド」と「東京ディズニーシー」。どれだけの人々を幸福にしてくれたのでしょうか?どれだけの人々に夢やパワーを与えてくれたのでしょうか?なのに、高橋さんの影の功績を知る人は、ほとんどいません。まぁ、知る必要がないのかもしれませんね。裏のことなんて。でも僕としては悔しくてなりませんでした!!せめて、この人は知っていて欲しい!そんな思いも込めて、このテーマを書いた次第です。
もうすぐ始まる、「5周年アニバーサリー」。高橋さんにも見せてあげたかったですね。もう少し長生きしていてほしかった・・
実は、まだ話の続きがあるのです。
ここをクリックしてみてください。(7月よりTOPが変わってしまいました)
公式サイト「5周年アニバーサリー」のTOPの表紙を見ていたら、あることに気が付きました。
数えきれないくらいの、ディズニーの仲間たちやキャストたち。みんなが、ある一点に手先を向けて、たたえています。みんなの中心にいる「アクアスフィア」です。もうお気付きの方いらっしゃるかと思いますが、この「アクアスフィア」って、もともと高橋さんが考えたシーのシンボルなんです。
僕の勝手な思い込みかもしれませんが、「アクアスフィア」は、高橋さんそのものなんじゃないでしょうか?高橋さんを中心に、数え切れないくらいの多くの人々が、祝福してくれているように見えるんです。そんな思いが込められた表紙だとしたら、ホント嬉しい限りです!高橋さんの思いが、しっかり後輩にも受け継がれているようで・・
そして、5周年プログラムはイベントてんこ盛り。これも、高橋さんに対する感謝の気持ちだったらいいなぁ・・なんて思ったり。とにかく、みんなで5周年を盛大にお祝いしましょう!!そうすれば、天国にいる高橋さん達がきっと喜んでくれることだと思います(^^)
では、ここまで長々と読んでくれた方々どうもありがとうございました!!